Q12. ボイトレ教室は本当に効果がありますか?

Q12. ボイトレ教室は本当に効果がありますか?

Q12.

ボイトレって絶対効果があるんでしょうか?ボイトレをしたら皆歌が上手くなりますか?それからもともと歌の上手い人がボイトレをしても意味ないですか?やっぱり、歌唱力って才能なんでしょうか?

A12.

正直に言います。ボイトレは「通えば誰でも上手くなる魔法」ではありません。でも「才能がすべて」でもない。両方の中間に答えがあります。

伸びる人と伸びない人を分ける一番の要素は、才能よりもまず**「目指す声の具体的なイメージがあるか」**です。「こういう声で、こう歌いたい」という強い像がある人は、練習が全部その的に向かうので成功しやすい。逆に「なんかうまくなりたーい♪」だと、的がないので何を直せばいいか自分でも分からず、迷走して終わりがちです。歌手への漠然とした憧れ程度でも、同じ理由でなかなか形になりません。

結局よく伸びるのは、歌が本当に心から好きな人(犬が走るのが好き、くらいのレベルで好きな人)か、稀にいる才能の持ち主です。とはいえ才能型でも、放っておいて勝手に伸びるわけではありません。

そしてもう一つ大事なこと。どんな人でも劇的には上手くなりません。 上達は年単位の計画でじわじわ進むもので、数ヶ月で別人になる、みたいなことは基本起きない。だから気持ちが続かないと、そもそも形になる前に脱落します。多くの人が「なんか腹式呼吸覚えちゃったー♪」という無難なところで止まってしまうのは、ここが理由です。

もともと上手い人がボイトレをする意味

これは大いにあります。むしろプロほど定期的に専門家に診てもらいます。理由は、自分の声は自分では正確に聞こえないから。上手い人ほど無意識のクセも巧妙で、自分では気づけません。第三者の耳で「ここで喉が上がってる」「この音域だけ薄い」と指摘してもらえるのは、レベルに関係なく価値があります。

まとめると、才能か努力かの二択ではなく、「具体的な目標像 × 継続できる気持ち × 客観的に直す仕組み」が揃った人が伸びる、というのが現場の実感です。

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